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ウクライナのゼレンスキー大統領は、欧米から安全の保証が得られれば、NATO=北大西洋条約機構への加盟を断念することも視野に入れていると明らかにしました。
ゼレンスキー大統領とアメリカのウィトコフ特使やトランプ大統領の娘婿クシュナー氏らと14日、ドイツのベルリンで協議しました。
協議に先立ってゼレンスキー大統領はメッセージを発表し、NATOの加盟を「欧米の一部は支持しなかった」として、代替となる「安全の保証」が得られれば、加盟を断念する用意があるという考えを示しました。
協議についてウィトコフ特使はSNSで「5時間以上行われ、20項目の和平計画や経済問題などについて詳細な議論を行い多くの進展が見られた。協議はあすも行われる」と述べています。
ゼレンスキー大統領は、悲願としてきたNATO加盟への妥協姿勢を示し、和平交渉の進展への意欲を強調したい狙いがあるとみられます。
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