オーストラリア・シドニーの人気ビーチで銃撃事件があり、12人が死亡しました。警察はテロ事件と断定しました。
シドニーで人気のボンダイビーチで日本時間14日午後5時ごろに銃撃事件が発生しました。
現地警察によりますと、これまでに12人の死亡が確認され、警察官2人を含む29人が搬送されました。
死傷者の中に銃撃の容疑者の男2人も含まれ、1人が死亡、1人は重体だということです。
当時、現場ではユダヤ教の祭り「ハヌカ」を祝うイベントが開かれていて、約1000人が集まっていました。
警察は会見で、反ユダヤ教徒によるイベントを狙ったテロ事件だと断定しました。
周辺では複数の爆発物も見つかっていて、引き続き周辺の地域を避けるように呼び掛けています。
容疑者の1人は警察の要注意人物のリストに載っていて、自宅が家宅捜索されています。
警察は2人以外に関与した人物がいないか捜査しています。
今回のユダヤ教徒を狙った事件を受け、イスラエルのヘルツォグ大統領は「卑劣なテロリストによる残忍な攻撃」と非難しました。
そのうえで、「反ユダヤ主義の巨大な波と闘い、対策を講じるようオーストラリア政府に繰り返し警告してきた」と対応の不備を指摘しています。
また、シドニーの日本総領事館によりますと、これまでに日本人が巻き込まれたという情報はないとのことです。
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