成田山新勝寺で正月事始めのすす払い行われる 千葉

　13日は新しい年を迎える準備を開始する「正月事始め」の日です。千葉県の成田山新勝寺の大本堂では、今年1年にたまった汚れを落とす、すす払いをしています。

　早朝から大本堂に集まったおよそ40人の僧侶や職員らが、仏具や仏器などにたまったほこりを雑巾でふいていきます。

　仏像はハケを使って丁寧にぬぐい、手の届かない天井やひさしなどは、長さ8メートルあるささ竹を使います。

　大本堂では、およそ300枚ある畳の上で1列に並んだ職員らが竹ぼうきを使い、汚れを外へはき出していきます。

　出てきたほこりやすすから大本堂が1年でどれだけ汚れたか分かります。

　新勝寺では、すす払いから年末の大しめ縄の飾り付けまで新年を迎える準備が続きます。

　正月三が日の人出はおよそ300万人を予想しているということです。