アメリカのトランプ大統領はウクライナの和平協議を巡って、東部ドネツク州の一部に非武装中立の「自由経済地域」を設ける案について、「機能するだろう」と述べました。
トランプ大統領
「非常に複雑な状況だが、それ(『自由経済地域』)は機能するだろうし、多くの人が機能することを望んでいる」
トランプ大統領は12日、記者団に対し、ウクライナの和平協議で「多くの進展がなされている」としたうえで、「今まさに合意ができるか取り組んでいる。近いうちに分かるだろう」と述べました。
ゼレンスキー大統領によりますと、トランプ政権はロシアが割譲を求めている東部ドネツク州からウクライナ軍を撤退させ、ロシア軍も進出させない非武装中立の「自由経済地域」の設置を和平案として提案しています。
トランプ大統領は「自由経済地域」について記者団から問われ、「機能するだろう」と述べましたが、詳細については明らかにしませんでした。
こうしたなか、ウォールストリート・ジャーナルは12日、当局者の話として、トランプ政権のウィトコフ特使が近くドイツのベルリンで、ゼレンスキー大統領やヨーロッパの担当者と会談すると報じました。
トランプ大統領は和平協議が前進する可能性があると判断できれば、ヨーロッパ側にアメリカ代表団を派遣するとしていました。
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