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ノーベル賞の授賞式が目前に迫るなか、授賞式の後に開催される晩餐(ばんさん)会の準備が急ピッチで進んでいます。1300人以上のディナーを用意する厨房(ちゅうぼう)にカメラが入りました。
10日の晩餐会の会場となるストックホルム市庁舎の厨房では、シェフとパティシエ合わせて49人が準備に追われています。
ヘッドシェフ ガンナー・エリクソン氏
「メニューは毎年変わります。準備や提供の仕方も毎回違うので面白いです」
ヘッドシェフを21回務めるエリクソンさんによりますと今年のメニューは、1月に最初の会議を開き、試食などを繰り返しながら10月10日に決まったということです。
晩餐会が始まるまで内容は非公表となっています。
今年初参加のシェフ
「このディナーを担当できるのは光栄です。本当にやりたかったことですし、人生でやりたいことのリストに載っていたことでもあります。私のキャリアの一つの節目なので、とても良い気分です」
晩餐会には1300人以上が参加し、食材は主にスウェーデン産が使われます。
前菜の際にシャンパンおよそ400本、メインディッシュに合わせてワインおよそ450本が提供されるということです。
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