ごみ収集車が“ひき逃げ”か　長野駅近くの路上で男性死亡

　JR長野駅前の路地で男性が死亡しているのが見つかり、警察はひき逃げ事件とみて、ごみ収集車の運転手から事情を聴いています。

■ごみ収集車が“ひき逃げ”か

　長野県で身元不明の遺体が見つかったのは8日朝。

交番への通報
「路上で男性が倒れて、頭部を負傷している」

　現場はJR長野駅前のロータリー近く。パチンコ店とビルの間にある路地に倒れている人がいて、その場で死亡が確認されました。

　店の関係者によりますと、亡くなったのは近くの飲食店の店長で、40代の男性だということです。

　現場は車1台がやっと通れるほどの細い道で、奥は袋小路となっています。

周辺の飲食店
「店に入りたいけど警察がいるから入れなかった。警察が『誰か倒れた』と言っていた、それだけ分かった」

　死亡ひき逃げ事件として警察が捜査。事情を聴いているのが当時、ごみ収集車を運転していた人物です。

　捜査関係者によりますと、ごみ収集車が大通りからバックで路地に。

　その際、倒れていた人をはねたとみられます。なぜ倒れていたかは分かっていません。

　遺体は頭部の損傷が激しく、警察は死亡した人の性別や身元などを調べています。