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中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射を巡り、中国外務省は「日本がこの問題をあおりたてるのには全く別の下心がある」と反発しました。一方、この問題を巡り政府・与党は、毅然と冷静に対応するとしています。
自民党は8日朝、緊急の会議を開き、防衛省から説明を聞くなど対応を検討しています。
中国側の行動は「極めて危険な行為で断じて容認できない」など反発の声が相次ぎました。
自民 小林政調会長
「偶発的な事態を惹起(じゃっき)しかねない」
自民 小野寺安保調査会長
「間違いなくレベルは格段に危険な方向に上がってしまったということ。これは挑発行為と受け止めるべきだ」
出席者からは「アメリカなど国際社会をしっかり味方につけるべきだ」との意見が出ました。
また、中堅議員からは自民党として中国に非難決議を出すべきだなどの声もあります。
防衛省は、中国の空母からの戦闘機などの発着がレーダー照射のあった6日と7日の2日間で100回確認されたとして、自衛隊機がスクランブルで対応したと発表しています。
一方、日本に原因があったとする中国側の反発に関し、木原官房長官は、自衛隊機が「中国の航空機の安全な飛行を深刻に阻害したとの中国側の指摘はあたらない」と反論しています。
ただ、政府内には「中国側も軍事的緊張を高めたいとは思っていないようだ」との分析もあり、中国側のさらなるエスカレーションを招かないよう毅然と冷静に対応する方針です。







































