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10月の労働者の実質賃金が前の年の同じ月と比べて0.7%減り、10カ月連続マイナスとなりました。賃金の伸びが物価の上昇に追い付いていない状況が続いています。
厚生労働省によりますと、10月に労働者が受け取った基本給や残業代などを合わせた「現金給与」の総額は平均30万141円で、前の年の同じ月と比べて2.6%増え、46カ月連続でプラスとなりました。
一方、物価の影響を考慮した「実質賃金」は0.7%減少し、10カ月連続でマイナスです。
厚労省は、「賃金は伸び幅をみても順調に上がっているが、物価上昇がそれを上回っている」とコメントしています。







































