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ノーベル化学賞に選ばれた北川進さんが自らの研究を応用した地球温暖化対策の実現の可能性を語りました。
授賞式を控えてストックホルムに滞在中の京都大学の北川進特別教授が7日、ANNの取材に応じました。
自身が開発した「多孔性材料」を応用した「二酸化炭素の除去」や「砂漠の空気から水を得る」ことについて、AIの後押しで実現が早まることを期待しているといいます。
京都大学 北川進特別教授
「(実現は)50年ぐらいのスパンでしょうねと言っているんですね。ただ、AIが出てきたから、普通だったら研究者が図書館にこもって過去のデータを調べてやる我々の時代があったんですけど、今やもう瞬時に出てきますよね」
大阪大学の坂口志文特別栄誉教授は地元の市民らが対象の講演で、自身が発見した「制御性T細胞」を制御することでがんやアレルギーの治療などに応用できる可能性を語りました。
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