冷蔵庫に赤ちゃんの頭部と手足　“死体損壊・遺棄”警視庁が捜査

　東京・墨田区にある風俗店の事務所に置かれた冷蔵庫から生まれて間もない赤ちゃんの頭部や両手足が見つかりました。警視庁は死体損壊・遺棄事件として捜査しています。

　6日午後9時ごろ、墨田区江東橋にある風俗店の事務所で「店の冷蔵庫を清掃していたら子どもの生首のようなものがあった。袋に包まれていて、中を見たら入っていた」と男性従業員から110番通報がありました。

　警視庁によりますと、男性従業員が事務所に置かれた冷蔵庫の中を掃除しようとしたところ、冷蔵庫の上段にある冷凍スペースから生まれて間もない赤ちゃんの頭部が入ったポリ袋を見つけました。

　その後、駆け付けた警察官が冷蔵庫を確認したところ頭部と同じ場所から別のポリ袋に包まれたプラスチックの容器の中に両手と両足が入れられているのも見つけたということです。

　胴体が見つかっていないことなどから、今のところ性別は分かっていません。

　遺体が見つかった事務所は主に従業員が出入りしていて、警視庁は従業員などから話を聞くとともに死体損壊・遺棄事件として調べています。

　現場はJR錦糸町駅から約200メートルほどの飲食店などが立ち並ぶ場所です。