首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件。そのうちの千葉県市川市の事件で逮捕された4人が6日朝、送検されました。送検された4人、それぞれの役割が見えてきました。
■“闇バイト”事件 4人の役割が…
1年以上に及ぶ捜査の末、初めて逮捕された指示役の4人。6日に送検されました。
4人の逮捕容疑は去年10月、市川市の強盗傷害事件に関わるもの。50代の女性が顔の骨を折るなど重傷を負いました。
被害女性の母親
「顔を見てびっくりした。手は骨折して腫れているし。『ごめんね、1人にして』と。放心状態で、生きて帰れてよかった」
首都圏では去年8月から18件もの強盗事件が起きていて、実行役など51人が逮捕されています。被害総額は2300万円ほど。
今回、逮捕・送検された4人は指示役としてそのトップにいたとみられます。
徐々に分かってきたのは、その役割です。
福地容疑者が回収役に指示をしていたとみられますが、その後の捜査関係者への取材で、齊藤容疑者は主に実行役に指示をしていたことが分かりました。
村上容疑者は以前、不動産会社を経営していました。ただ、一連の事件が起きていた去年9月、代表を辞任しています。
村上容疑者の同級生
「不動産の仕事をしていると聞いた」
「(Q.SNSでは?)クラブ行ったりシャンパンおろしているイメージ。SNSだとそう見えるけど、僕たちの前では割り勘というイメージ」
“ビリー”というアカウントを使っていた福地容疑者。たびたび、茨城の実家に帰っていたようです。祖母が取材に応じました。
福地容疑者の祖母
「足ががくがくしている」
18件の事件のうち最後に起きたのは、去年11月の千葉の事件。
福地容疑者の母によると、その11月に「海外旅行に行くから」と実家に犬を預けに来たそうです。祖母は、去年の1月ごろに最後に会ったそうです。
福地容疑者の祖母
「『おばあさん、おじいさん』と部屋に入ってきて『大丈夫、元気だよ、心配しないで』と言われた」
警視庁は4人の認否を明らかにしていません。







































