先月、日中間の協議で中国の高官が「ポケットに手を入れたまま」対応して物議をかもしましたが、その後、日系企業と面会していたことが分かりました。中国の本音は何なのでしょうか。
■中国のホンネ 今後の日中関係は
記憶に新しい、このシーン。
先月、日中関係の緊張の高まりを受け、北京で行われた日本と中国の局長級協議。
協議終了後、頭を下げているようにも見える日本の金井アジア大洋州局長に対し、中国の劉勁松アジア局長がポケットに両手を入れたまま対応、その姿が物議をかもしました。
劉勁松アジア局長
「(Q.協議の結果に満足?)もちろん満足していない」
「日本への厳しい態度を意図的に演出した」との指摘もありますが、劉アジア局長は日中関係筋によりますと、この協議の後、間もないタイミングで大連にある大手日系メーカーの拠点を訪れていたことが分かりました。
劉アジア局長からは、こんな話があったそうです。
劉勁松アジア局長
「日系企業とのコミュニケーションを維持し、ビジネスの発展に向けて引き続き支援する」
日系メーカーの関係者に対して特に厳しい様子はなかったということです。
日中関係筋は「経済面では関係を維持したいのではないか。ただ、今はさらに状況が厳しくなっている」と分析しています。
木原官房長官
「(Q.(劉氏の報道を)日中関係改善のメッセージとして受け止めている?)政府としては中国との間で双方の努力により課題と懸案を減らし、理解と協力を増やしていく方針に変わりはない。加えて中国において透明・予見可能かつ、公平なビジネス環境が確保されることは極めて重要であると考える」
This programme includes material which is copyright of Reuters Limited and
other material which is copyright of Cable News Network LP, LLLP (CNN) and
which may be captioned in each text. All rights reserved.







































