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アメリカのトランプ大統領は南米ベネズエラ周辺の空域は「全面閉鎖される」とし、航空会社に飛行しないよう警告しました。
トランプ大統領は29日、自身のSNSで、すべての航空会社やパイロットらに対して「ベネズエラの上空や周辺の空域は全面的に閉鎖される」とし、飛行しないよう警告しました。
トランプ政権は、これまで麻薬対策を名目にベネズエラの「麻薬運搬船」とみなした船への攻撃を繰り返し、80人以上を殺害したほか、カリブ海に原子力空母「ジェラルド・フォード」を中核とする空母打撃群を派遣しています。
さらに、トランプ大統領は27日、麻薬の密輸を陸上で阻止する作戦を近く開始する可能性を示唆し、軍事的な威圧を強めています。
一方、ニューヨーク・タイムズは28日、関係者の話としてトランプ大統領とベネズエラのマドゥロ大統領が先週電話で協議し、対面での会談について話し合ったと伝えていて、軍事圧力と対話姿勢を織り交ぜベネズエラに揺さぶりを掛けているものとみられます。
画像：トランプ大統領のSNSから
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