イラン　W杯抽選会ボイコット　サッカー連盟会長らビザ拒否で「政治的決定」と非難

　イランサッカー連盟はアメリカで行われるFIFAワールドカップ2026の組み合わせ抽選会をボイコットすると発表しました。

　現地メディアによりますと、イランサッカー連盟は28日、12月5日にアメリカ・ワシントンで行われるワールドカップ1次リーグの組み合わせ抽選会をボイコットすることを明らかにしました。

　イランサッカー連盟のタージ会長ら代表団数名へのビザ発給が拒否されたためだということです。

　イランとアメリカは1979年のイスラム革命以降、対立が続いていて、6月末にはアメリカ軍がイランの核施設を空爆しています。

　タージ会長は政治的な決定だと非難し、FIFAのインファンティーノ会長に対して、アメリカがこのような行為をやめるよう求めたということです。

　イランはFIFAランキング20位、今回の大会でワールドカップ通算7回、4大会連続出場となります。

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