海保・特殊救難隊 IMOから表彰 発足50年・海難救助の「最後の砦」精鋭39人

海保・特殊救難隊 IMOから表彰 発足50年・海難救助の「最後の砦」精鋭39人

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 海難救助のエキスパートで映画「海猿」でも知られる海上保安庁の特殊救難隊がIMO(国際海事機関)から人命救助の功績で表彰を受けました。

 海上保安庁の特殊救難隊は、去年11月に神戸港で貨物船と衝突し転覆した作業船から男性乗組員を救助した活動が評価され、IMOから「勇敢賞表彰状」が授与されました。

海上保安庁特殊救難隊 野田健斗隊長
「まずはこの事故で1人の命を救えてほっとしています。(表彰は)非常に光栄とは思いつつも、今後もまだまだ精進していかないといけないという使命感を新たにした次第です」

 特殊救難隊は厳しい訓練をクリアした隊員39人で構成され、羽田空港内の基地を拠点に全国の現場へ駆け付けます。

 今年で発足50年を迎え、野田隊長は、先輩たちから引き継がれた技術や資料が今回の救助にも大いに役立ったとして、隊員たちにしっかりと伝えていきたいと語りました。

画像:IMOのYoutubeから

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