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アメリカのトランプ大統領はブラジル産の特定の農産物について、40％の追加関税を免除する大統領令に署名しました。
トランプ大統領が20日に署名した大統領令によりますと、ブラジルからアメリカに輸入される牛肉やコーヒーなどが40％の追加関税の対象から外されます。
ブラジル政府との交渉状況などを考慮し、追加関税の対象となる品目の範囲を変更する必要があると判断したということです。
トランプ氏と親交があるブラジルのボルソナロ前大統領への訴追を理由に、アメリカは8月、ブラジルからの輸入品に50％の関税をかけ両国の関係は悪化していました。
アメリカ国内で生活費の高騰などへの不満が高まるなか、トランプ政権が関税の引き下げを迫られた形です。
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