大分市 大規模火災 いまだ高温エリアを確認

大分市 大規模火災 いまだ高温エリアを確認

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 18日に発生した大分市の大規模火災で県の対策本部会議は、15メートルを超える「強風」が吹いていたことが火が広がった最大の要因だったとしました。

 21日午前から遺体の見つかった火元とみられる住宅付近を中心に実況見分が行われています。

 火災現場では今も規制が続いている状態です。

 住民の方に話を聞くと、「規制線の中にある家に入れなかった。消防団の人に『あなたの家は全焼している』と教えてもらった」と涙ながらに話していました。

 市は20日、住宅地エリアは火がほぼ消し止められている状態であると発表しましたが、県によりますと20日夜、本土の山林部分をドローンで調査したところ、少数ではありますが高温のエリアを確認したということです。

 また、およそ1.5キロ離れた無人島の蔦島では21日朝も煙が上がっているのが目視でも確認できました。

 収束には向かっていますが、鎮火までは相当な時間がかかるとみられます。