カナダの“砕氷艦”横須賀に初入港 日本周辺で北朝鮮船舶の「瀬取り」も監視

カナダの“砕氷艦”横須賀に初入港 日本周辺で北朝鮮船舶の「瀬取り」も監視

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 日本周辺で北朝鮮の船舶による違法行為の監視活動などを実施したカナダの軍艦が、神奈川県の横須賀に初めて入港しました。

 海上自衛隊の横須賀基地に初めて寄港したのはカナダ海軍の最新式の沖合哨戒艦、マックス・バーネイズで、艦内も公開されました。

 マックスは「自由で開かれたインド太平洋」のため日本の自衛隊などと合同演習し、この地域でのカナダの存在感を示す4カ月間の任務を終えたばかりです。

 今年9月中旬から下旬までは日本周辺で国連安保理の決議により禁止されている北朝鮮の船舶による沖合での物資の積み替え、「瀬取り」の監視活動も実施しました。

 マックスは北極海やカナダの沖合をパトロールするため2021年に建造され、太平洋に配置されたカナダ海軍唯一の砕氷能力を備えた哨戒艦です。

 全長はおよそ100メートル、6600トンほどで、艦内には手術ができる医務室も備えています。

 また、長期間の航海でも曜日感覚を失わないよう毎週日曜日には乗員全員でアイスクリームを食べると決めるなどしているということです。

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