木原官房長官「日本側の認識と相いれず」 中国が訪日自粛呼びかけ

木原官房長官「日本側の認識と相いれず」 中国が訪日自粛呼びかけ

7 回視聴・2 日前

 木原官房長官は、中国外務省が中国国民に対し日本訪問を控えるよう呼び掛けたことについて「日本側の認識と相いれない」と述べ、適切な対応を強く求めたと明らかにしました。

木原官房長官
「日本側の認識とは相いれず、首脳間で確認した戦略的互恵関係の推進と建設的かつ安定的な関係の構築という大きな方向性とも相いれるものではありません」

 木原長官は「立場の違いがあるからこそ日中間の重層的な意思疎通が重要だ」と強調しました。

 政府は中国が日本への渡航を控えるよう注意喚起したことについて15日午前、中国側に申し入れを行い、木原長官は「適切な対応を強く求めた」と述べました。

自民党 小林政調会長
「冷静に受け止めるべきだと考えていますし、日中関係というこの重要な関係を建設的かつ安定的なものにしていくために引き続き我が国として努力をしていく。このスタンス、姿勢については一切揺らぎはありません」

 自民党の小林政調会長は「汚い首を斬ってやる」とSNSに投稿した中国の駐大阪総領事については「極めて不適切な発言だったので毅然(きぜん)とした対応を政府に求めていく」と強調しました。