議員定数「1割削減」に根拠は? 総理「割と納得感ある規模」

議員定数「1割削減」に根拠は? 総理「割と納得感ある規模」

14 回視聴・1 時間前

 国会では参議院の予算委員会で議員定数の削減などを巡り、論戦が行われています。

 公明党は、自民と維新の連立合意で衆院議員の定数削減目標を1割と定めた根拠をただしました。

公明党 石川参院議員
「なぜ1割なんでしょうか」
高市総理大臣
「日本維新の会から1割という提案をいただきました」
公明党 石川参院議員
「言われたからそのまま、そのまま受け入れた。何か考えがあって1割が適切と思われたとか、そういったことはないんですか」
高市総理大臣
「『5割』とか言われたら受け入れておりません」

 高市総理は「割と納得感を得られる規模だと思う」としたうえで、「これ以上減らしすぎても国会議員の数が減りすぎる問題もある」と述べました。

 一方で、政府が来週閣議決定する経済対策の具体案が判明しました。

 物価高対策として、冬の電気・ガス料金を支援します。

 また、地方への交付金を拡充して「おこめ券」などで食料品への支援を行うほか、「プレミアム商品券」や地域で活用できる「マイナポイントの発行」なども推奨します。

 高市総理としては、自民と維新だけでは過半数に届かない状況で、野党の主張も取り入れつつ、経済対策の裏付けとなる補正予算案の成立を目指す考えです。