都営地下鉄の保守工事で談合か 公正取引委員会が土木会社と都に立ち入り

都営地下鉄の保守工事で談合か 公正取引委員会が土木会社と都に立ち入り

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 東京都が発注する都営地下鉄などの保守工事の入札で談合を繰り返していた疑いがあるとして、公正取引委員会が土木会社6社と東京都に立ち入り検査に入りました。

 関係者によりますと、立ち入り検査を受けているのは東鉄工業など6社と発注元の東京都交通局です。

 6社は数年前から、都営地下鉄や路面電車など6つの路線の保守工事の入札で談合を繰り返していた疑いがあり、東京都も関わっていた恐れがあるということです。

 1社あたりの受注額は数千万円から2億円を超えるとしています。

 東鉄工業は「調査に全面的に協力してまいりたい」とコメントし、東京都は「発注者として検査に協力していく」と取材に答えています。