“台湾有事は存立危機事態”巡り論戦

“台湾有事は存立危機事態”巡り論戦

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 台湾有事を巡る高市総理の発言について野党側が撤回を求めました。

立憲民主党 大串衆院議員
「軌道修正をされた方がいいのではないか」

 問題視されたのは7日、中国が台湾を支配下に置くためにどのような手段を取れば日本が武力行使を取り得る事態になるのかについて述べた、この発言です。

高市総理大臣
「戦艦を使って、そして武力の行使も伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になり得る」

立憲民主党 大串衆院議員
「これが事態認定されれば防衛出動です。日本の国として戦争に入るということ。撤回・取り消しはしないのか」

高市総理大臣
「従来としての政府の立場を変えるものではない。実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して、政府がすべての情報を総合的に判断するとも繰り返し答弁している」

 高市総理は発言を撤回せず、「最悪の事態も想定して具体的に答弁した」ものだと釈明しました。

 そのうえで、その発言を政府の統一見解にするつもりはないと述べました。