気象庁「1週間程度は同程度の地震に注意」 Mを6.9に上方修正

気象庁「1週間程度は同程度の地震に注意」 Mを6.9に上方修正

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 9日午後5時3分ごろ、三陸沖を震源とする地震がありました。

 気象庁は当初、マグニチュードを6.7としていましたが、6.9に上方修正しました。

 この地震で岩手県の沿岸に津波注意報が出ました。

 沿岸にいる人や河口近くにいる人はその場から離れて下さい。

 各地の震度は震度4が岩手県の盛岡市、矢巾町、宮城県の涌谷町で、この他にも青森県、秋田県、福島県の広い範囲で震度3を観測しました。

 また、岩手県の久慈港で午後5時52分に、大船渡で午後6時25分に20センチの津波を観測したほか、釜石で午後5時37分、宮古で午後5時39分に10センチを観測しました。

 気象庁は午後7時10分から記者会見を開き、今回の地震はプレートの境界で起きた逆断層型の地震で、防災上の注意として、津波注意報が出ている間は海岸から離れることや、今後1週間程度は同じ程度の地震に注意をするよう呼び掛けています。

 また、この付近でマグニチュードが7.0以上の地震が起きた場合に、引き続き大きな地震への注意を呼び掛ける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が出ることがありますが、気象庁は、今回の地震はその発表対象ではないとしています。