シイタケに似た毒キノコ「ツキヨタケ」での食中毒相次ぐ 10年間で305人

シイタケに似た毒キノコ「ツキヨタケ」での食中毒相次ぐ 10年間で305人

31 回視聴・3 時間前

 和歌山市の70代の男性は4日、奈良県の山中でシイタケやヒラタケに似たキノコを採って自宅に持ち帰り、翌日に焼いて食べました。

 30分ほどして嘔吐(おうと)の症状が出たため、男性は残りのキノコを持って病院を受診しました。その後、男性が食べたのは、毒キノコの「ツキヨタケ」と判明しました。

 静岡県でも野生のシイタケと見間違って「ツキヨタケ」を採り、長崎ちゃんぽんの具材として食べた1歳から71歳の男女11人が食中毒になりました。

 全国の毒キノコによる食中毒の中でも、ツキヨタケの事例は一番多く、2015年から10年間の患者数は305人に上っています。

(「グッド!モーニング」2025年11月9日放送分より)