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アメリカの野党民主党の重鎮ナンシー・ペロシ元下院議長（85）が来年11月の中間選挙に立候補せず、政界から引退する意向を示しました。
アメリカ ペロシ元下院議長
「サンフランシスコの皆さんに真っ先に伝えたい。連邦議会の再選を目指しません」
アメリカ・民主党のペロシ元下院議長は6日、SNSで来年11月の中間選挙に立候補せず、政界を引退すると明らかにしました。
カリフォルニア州選出のペロシ氏は現在85歳で、およそ40年にわたり下院議員を務め、2007年には女性として初めて下院議長に就任しました。
トランプ大統領と激しく対立し、2020年の一般教書演説ではトランプ氏の背後で演説原稿を破り捨てた場面も話題となりました。
また、2022年に現職の下院議長として台湾を訪問し、中国側の反発を招きました。
トランプ大統領は6日、ペロシ氏について「邪悪な女だったに違いない」とこきおろし、「引退によってアメリカに貢献したと思う」と述べました。
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