トヨタ・三菱自 関税影響で減益 三菱はタイでの生産を一部休止へ

トヨタ・三菱自 関税影響で減益 三菱はタイでの生産を一部休止へ

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 トヨタ自動車と三菱自動車の上半期の決算はトランプ関税の影響などで、ともに減益となりました。

 トヨタが発表した今年4月から9月の決算は、最終のもうけを示す純利益が1兆7734億円でした。

 去年の同じ時期と比べて7%少なく、上半期としては2年連続の減益です。

 通期の見通しについては営業利益への関税の影響が3カ月前より500億円拡大して1兆4500億円としたものの、原価の改善などで最終的な利益は前回より2700億円多い2兆9300億円に上方修正しました。

 一方、三菱の純損益は5年ぶりの赤字となる92億円でした。

 厳しい経営状況を踏まえ、タイの一部の工場で2027年から生産を休止すると明かし、新型車の投入などを通して業績改善につなげたいとしています。