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「ルフィ」などと名乗る指示役による広域強盗事件のうち、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した事件など3つの事件で起訴された27歳の男について、最高裁は上告を退ける決定をしました。
加藤臣吾被告はおととし1月に仲間とともに狛江市の住宅に押し入り、90歳の女性に暴行を加えて死亡させ、腕時計などを奪ったとして強盗致死の罪などに問われています。
このほか、広島市での強盗事件などに関わったとして、合わせて3つの事件で起訴されていました。
1審の東京地裁立川支部は狛江市の事件について「拷問ともいうべき残虐なもの」と指摘しました。
そのうえで「強い金銭的欲望に基づき、犯行に主体的、積極的に参加した」などとして、加藤被告に無期懲役の判決を言い渡していました。
2審の東京高裁も1審判決を支持していました。
加藤被告側は不服として上告していましたが、最高裁は今月29日付で退ける決定をしました。
これで無期懲役の判決が確定することになります。









