高市政権“期待”と“危機感” 高支持率スタートに政府・与党は

高市政権“期待”と“危機感” 高支持率スタートに政府・与党は

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 高い支持率を得てスタートを切った高市政権ですが、政府・与党はどう受け止めているのでしょうか。

 およそ4年ぶりの高い内閣支持率に自民党内では「うまくいけば長期政権だ」など期待が高まっています。

 政党別の支持率でも、自民、維新がともに4.2ポイント上がりました。

 高市総理の周辺は「維新は改革勢力として期待されている。合意した議員定数削減などを実行できるかが正念場で、古い自民党の殻を破れなければ支持は急落する」と話します。

 自民党幹部も「順調なスタートだが、まだ期待値でしかない」と気を引き締めています。

 高市総理は、外交デビューを終えて帰国し、27日午後は、28日のトランプ大統領との首脳会談に備えて勉強会を行います。

 会談では、レアアースなどの供給網に関する新たな合意文書にサインするなど、対中国での連携を打ち出す方針です。

 政府関係者は「経済安保は高市さんも得意分野だから、話がはずめばトランプ大統領から高い評価を得るだろう」と話します。

 28日の会談は突っ込んだ議論はなく終わるとみられますが、アメリカ側の防衛費の増額要求は既定路線で今後、高市政権にとっての大きなハードルとなります。