学生らが「見せたい」 入院の子どもたちへ…花火打ち上げ

学生らが「見せたい」 入院の子どもたちへ…花火打ち上げ

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 入院している子どもたちに花火を見せたいと学生たちが動きました。クラウドファンディングで資金を集めるなど準備を進め25日、花火を打ち上げます。

■学生らが「見せたい…」

花火を見に来た親子
「(Q.こういうイベントは?)いいことかなと。すごくありがたいです。入院している子も励みになると思います」

 入院している子どもたちに花火を見せてあげたい。山梨大学医学部の学生たちが「チーム花火」を結成。子どもたちに打ち上げ花火を見せるプロジェクトです。

 この日は、入院や通院している子どもたちへの招待状作り。

山梨大学 医学科5年 久保田翔夢さん
「小児病棟の子どもたちに花火を通じて非日常を届けたい。花火を通じて、皆のことを応援しているよと、メッセージが伝わればいいなと」

 あいにくの空模様となった25日、雨が降らないことを願いながら準備を進める学生たち。活動資金はクラウドファンディングで募集し、目標額を大幅に上回る支援を得られました。

久保田翔夢さん
「長期入院していたり、何回も入退院を繰り返しているお子さんもいるので。病棟から花火が見えるので、期待に胸を膨らませている子どももいると聞いています」

 外出がままならない子どもたちは小児科病棟の窓辺でその時を待っています。

■入院の子どもたちへ…花火打ち上げ

 花火の会場から報告です。

 ちょうど今、きらびやかな花火が夜空に上がっていますね。この山梨大学医学部附属病院で今、花火が上がっています。そして今、天高く夜空にピンク色の花火が上がっています。

 今回、この花火を企画したのは山梨大学医学部の学生有志「チーム花火」です。

 入院している子どもたち、そして通院している子どもたちに少しでも元気になってほしい、そして、笑顔になってほしいという思いを込めて今回のこの企画が立ち上がりました。

 そして今、打ち上げ花火ですね、大きな音が聞こえてきます。

 その子どもたちの様子を見てみますと、真剣な表情で花火に見入っていますね。時折、「わーきれい」といったような、そういった声も聞こえてきます。

 この夜空に浮かぶ花火がですね、学生たちの思いと、そして子どもたちの笑顔が重なっているような状況です。

 この山梨の夜空に今晩浮かぶ花火は、子どもたちの笑顔を照らす、まさに希望の光となっています。