国分太一氏が人権救済申し立て 日テレ反発「事実誤認」 コンプラ違反巡り食い違い

国分太一氏が人権救済申し立て 日テレ反発「事実誤認」 コンプラ違反巡り食い違い

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 主張が真っ向から対立しています。国分太一氏側はコンプライアンス上の問題行為があったとして降板させた日本テレビに対し、具体的事実を知らされず多大な影響を受けたと主張しました。日本テレビは「事実誤認」だと猛反発しています。

■国分太一氏 人権救済申し立て

国分太一氏(51)
「どうしてもおわびをしたいし、日本テレビに対して、改めておわびもしたいし、関係者へもおわびをしたい」

 元TOKIOの国分氏が突如、日本テレビの「ザ! 鉄腕! DASH!!」を降板してから4カ月。代理人弁護士を通じて、初めて胸の内を明かしました。

国分太一氏の代理人弁護士
「日本テレビと自分がやったことの答え合わせをさせていただきたいと考えています。(日本テレビから)一切しゃべってはいけないと言われていることに関して、ある程度ご説明させていただいて、対外的な説明、スポンサーへの説明をきちんとやっていきたい」

 日本テレビはこれまで、関係者のプライバシー保護のため、降板の理由となった行為について、詳細を明らかにしていません。

 23日、国分氏の代理人弁護士が会見で公開した国分氏の直筆のサインが入った謝罪文です。

「直接、お詫びさせていただく場を設けていただけないでしょうか」

 代理人弁護士によると、国分氏は日本テレビ側にこれまで何度も謝罪をしたい旨を伝えていますが、断られ続けているといいます。

 23日の会見で浮き彫りになったのは、日本テレビと国分氏の言い分の食い違いです。

■食い違い(1) ヒアリングの正当性

 国分氏は、日本テレビから「新しいプロデューサーへのあいさつがある」と呼び出されましたが、突然弁護士からのヒアリングが始まったと主張。

国分太一氏の代理人弁護士
「他の用事で呼ばれて行ったら事情聴取が始まって事情聴取が終わったとたんに、もう降板だと。自分が何をもって降板とされたのか、自分の言ったことと、日本テレビが認定したことがマッチしてるかどうかもよく分からない状態」

 これに対し、日本テレビは真っ向から反論しています。

「国分氏へのヒアリングはすべて国分氏に説明して了承を得たうえで実施されたものです。当該ヒアリングにおいて、国分氏本人もコンプライアンス違反に該当する行為を認めたうえ、降板の申入れについて了承されました」

■食い違い(2) 降板を決定した経緯

国分氏の人権救済申立書
「日本テレビは国分氏から事情聴取を行う以前に、取締役会において国分氏の本件番組からの降板を決定していたことを自認している」

 これについても、日本テレビは強い言葉で抗議しました。

「臨時取締役会での降板決定は、国分氏へのヒアリングを行って本人の認否、事実関係が確認できたことを受けてなされており、全くの事実誤認です。弊社の手続きの適正性に疑義を生じさせる誤った記述であり、抗議いたします」

 事実関係がはっきりしないことで、SNSなどで激しいバッシングを受け、自身や家族の生活に支障が出ているとして、日弁連に人権救済の申し立てを行った国分氏。

 今後、公の場で、直接説明する機会を設けることも検討しています。

(「グッド!モーニング」2025年10月24日放送分より)