神奈川県警の和田薫本部長が離任　後任は警察庁の今村剛氏

　神奈川県警の和田薫本部長（56）が離任会見を開き、川崎市のストーカー殺人事件について「県警全体として重く受け止め、職員一人ひとりが再発防止に向けて現在取り組んでいる」と述べました。

　神奈川県警察本部の和田薫本部長は2024年8月に着任しました。

　在任期間の約1年3カ月を振り返り、去年、交通死亡事故の件数が戦後最少となるなど「県民の安全に少しでも貢献できるように意識をして活動してきた」と述べました。

　また、川崎市で警察にストーカー被害を訴えていた女性が殺害された事件については「県警全体として重く受け止め、職員一人ひとりが再発防止に向けて現在取り組んでいる」「各職員が自らの果たすべき役割を確実に果たしていくことが県民の期待と信頼に応える大事なこと」と話しました。

　和田本部長は今月23日付で国の内閣衛星情報センター次長に異動となり、後任には警察庁警備局の今村剛警備運用部長（55）が着任します。