34年ぶりに開催された大相撲ロンドン公演。公演前の市内観光にANNのカメラが密着しました。
着物姿の大きな力士に驚く観光客らと記念写真に収まったり、両横綱で屋台のホットドッグをほおばったりと、土俵の上とは違うリラックスした姿がありました。
ロンドン公演開幕前日の14日、力士らは滞在先のホテルからバスに乗り込み市内観光へと出発しました。
一行がまず向かったのは、国会議事堂に近いテムズ川沿いのエリア。大観覧車ロンドン・アイを横目に観ながら、川沿いの遊歩道を歩きます。
多くの観光客が行き交うなか、浴衣姿の力士の集団は目を引きます。数メートル進む度に記念撮影を頼まれると快く応じていました。
ウェストミンスター橋の上では、日本の学校のチャイムのモデルとなった国会議事堂の時計塔「ビッグベン」の鐘の音にびっくり。
豊昇龍関
「塔の中に入ってみたいね」
橋の上の屋台でホットドッグを購入した豊昇龍関。「うまい!」と一言、すかさず大の里関におすそわけ。両横綱仲睦まじくホットドッグをほおばりました。
一行は再びバスに乗り込みバッキンガム宮殿へ。正門の前でポーズをとる豊昇龍関、絵になります。
大の里関は宮殿を警備する衛兵に興味津々。大の里関と写真を撮ったドイツの修学旅行生は「彼はチャンピオンだ!」と大興奮。
近くのお土産店では、熱心にぬいぐるみを選ぶ力士ら。豊昇龍関は「チョコレートをちょこちょこ買いました」。
土産店のベンチでは、両横綱が現地の新聞を一緒に読む姿も。
豊昇龍関
「大の里が英語の勉強です」
翌15日、力士や親方らは会場のロイヤル・アルバート・ホール前に勢ぞろい。記念撮影に臨みました。詰めかけた現地の相撲ファンのサイン攻めにも神対応です。
翔猿関は、現地のアマチュア力士に137キログラムの巨体をひょいと持ち上げられる一幕も。「めっちゃ強い!初めて持ち上げられました!」と感動。
夜の帳が下りると、ホール周辺には、本場所さながら開演を知らせる「寄せ太鼓」が響きました。
34年ぶりの開催となるロンドン公演の賜杯は一体誰の手に!?
This programme includes material which is copyright of Reuters Limited and
other material which is copyright of Cable News Network LP, LLLP (CNN) and
which may be captioned in each text. All rights reserved.