湖で被害の台湾に観測機器を寄贈 災害経験いかしヘリから投下「困難時の支援」感謝

湖で被害の台湾に観測機器を寄贈 災害経験いかしヘリから投下「困難時の支援」感謝

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 せき止め湖が決壊し19人が死亡した台湾の花蓮県で、さらなる被害を防ぐため、日本から湖の水位を把握するための機器が贈られました。

 16日に日本政府から、台湾へ寄贈されたのは、山間地にできたせき止め湖にも上空から投下できる水位の観測ブイです。

 花蓮県では9月、台風でせき止め湖の水があふれて決壊し、死者19人、行方不明5人、けが人157人という甚大な被害が出ました。

 国土交通省などによりますと、現地にはまだ一部にせき止め湖があるものの、地形が険しく水位計の設置が難しいといいます。

 一方、日本にはヘリコプターで上空から投下できる観測ブイの技術があるため、支援の要請があったということです。

 台湾側からは「日本は最も困難な時に手を差し伸べてくれた」と感謝の声が上がりました。

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