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今月末に行われる金融政策決定会合を前に、日本銀行の田村審議委員が「利上げを判断するべき局面にきている」と述べました。
田村審議委員は沖縄での講演で、物価の上昇リスクが膨らんでいるとして「将来の急激な利上げショックを避けるためにも利上げを判断するべき局面にきている」と述べました。
金融緩和の度合いを調整し、中立金利にもう少し近付けるべきだとしています。
田村委員は先月の金融政策決定会合で利上げを提案しましたが、日銀は政策金利を0.5%程度に据え置きました。
記者会見で今月末の会合でも利上げを提案するかと問われると、「現時点で確たることは申し上げられない」と明言を避けました。