42 回視聴・3 時間前
気象庁は、南海トラフ地震の震源域と想定される高知県沖から日向灘付近で、地震を観測するシステムの活用を新たに始めます。この地域の緊急地震速報は最大20秒早くなります。
防災科学技術研究所は、南海トラフ地震の震源域と想定されている高知県沖から日向灘付近で、6月までに地震や津波を観測するシステム「N-net」を整備しました。
気象庁は、「N-net」の沖合からのデータの正確性を検証するなどした結果、緊急地震速報に活用できると判断しました。
これにより、周辺の緊急地震速報はこれまでより最大20秒早く発表できることになります。
防災科学技術研究所 青井真研究領域長
「自分の身を守る行動をとる時間に余裕ができる。非常に防災上のメリットがある」
気象庁は15日正午から「N-net」の活用を始めます。