「猫の島」で野良猫急増 キプロスが対策 避妊・去勢の予算を3倍に 

「猫の島」で野良猫急増 キプロスが対策 避妊・去勢の予算を3倍に 

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 地中海東部にある島国キプロスで野良猫が急増し、深刻な問題になっています。政府は避妊・去勢プログラムの予算を3倍に引き上げる方針を決めました。

 キプロスでは野良猫が急増し、およそ100万人いる人口と、ほぼ同じ数がいるとみられ、深刻な問題になっています。

 AP通信によりますと、現在、野良猫の避妊・去勢プログラムは、年間およそ2000匹の手術にとどまり、急増するネコの対応に追いついていないということです。

 キプロス政府は、10月4日の「世界動物の日」に、避妊・去勢プログラムの予算を3倍の30万ユーロ=5200万円余りに引き上げる方針を発表しました。

 古くからネコと深いつながりを持つキプロスは、「猫の島」として、観光客に人気があります。

 過剰な繁殖は、生態系に悪影響を及ぼすほか、ネコにとっても食料の確保などが難しくなる恐れがあり、対策が迫られています。

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