長野4人殺害事件 14日午後判決 刑事責任能力の有無が争点

長野4人殺害事件 14日午後判決 刑事責任能力の有無が争点

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 おととし、長野県中野市で警察官を含む4人が男に殺害された事件の裁判員裁判は14日午後、被告の男に判決が言い渡されます。長野地裁から報告です。

 (河野裕也アナウンサー報告)
 開廷まで2時間を切りました。長野地裁前では、早くも傍聴券を求める人で列ができています。
 
 今回の裁判では、検察側が被告に死刑を求刑したのに対し、弁護側は、心神耗弱による減刑で無期懲役を求めています。

 おととし5月、中野市江部で散歩中の女性2人と警察官2人がナイフや猟銃で殺害された事件で、中野市の農業・青木政憲被告(34)が、殺人などの罪に問われています。

 青木被告は裁判中、検察側・弁護側、双方の質問に対して黙秘を続けてきました。裁判はこの後、午後1時半に開廷し、午後3時まで予定されています。

 「死刑」か「無期懲役」か、裁判員は青木被告の刑事責任能力の有無などについて難しい判断を迫られることになります。