アフリカにある島国マダガスカルで大統領が出国したと複数のメディアが報じました。クーデターが起きている可能性が指摘されています。
AP通信などは13日、マダガスカルのラジョエリナ大統領の所在がわからなくなり、国外に逃亡した可能性があると伝えました。
フランス軍が出国を支援したとの情報もあるとしています。
停電や断水などへの不満から9月25日から始まった反政府デモに軍の精鋭部隊が支持を示し、権力争いが生じていたとされています。
ラジョエリナ大統領は「武力による違法な権力掌握の試みが進行中だ」と声明を出していて、事実上のクーデターが進んでいると指摘されています。
2009年にラジョエリナ氏が選挙を経ずに暫定大統領となった際に、支援をした軍の兵士が今回の反政府デモに同調するよう呼びかけているとしています。
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