6日、福島県に住む家族3人が知人から「ヒラタケ」と言われてもらったキノコをバター炒めにして食べたところ、およそ1時間半後に嘔吐(おうと)などの症状を訴えました。
保健所が調理されずに残っていたキノコを調べたところ、3人が食べたのは「ヒラタケ」に似た毒キノコの「ツキヨタケ」だったことが分かりました。
3人は一時入院しましたが、すでに回復し退院しているということです。
有毒の「ツキヨタケ」の見分け方について、専門家の福島きのこの会・広井勝農学博士は次のように話します。
「色の違いもありますし、ツキヨタケは裏面が光るので、それを目安に見れば間違えないで採れるキノコ」
この「ツキヨタケ」を巡っては「ヒラタケ」以上に間違いやすいキノコもあるといいます。
「一番間違いやすいのは『ムキタケ』というキノコ。同じブナの木に一緒に生えていることもある。本当に自信があるキノコ以外は食べないことが大事。採ってしまった場合、人には絶対にあげないことを心掛けてもらいたい」
(「グッド!モーニング」2025年10月11日放送分より)