イスラエル政府はトランプ政権が示したガザ地区の戦闘終結に向けた和平案の「第一段階」を承認しました。24時間以内に停戦が発効する見通しです。
イスラエル政府は、9日夕方から閣議を開きガザ地区の和平案の「第一段階」の合意を承認するか協議しました。
そして10日未明、イスラエル首相府はSNSで「政府はすべての人質の解放に関する概要を承認した」と投稿し和平合意を承認したことを明らかにしました。
閣議には、アメリカのウィトコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿のクシュナー氏も同席しました。
現地メディアによりますと、複数の閣僚らが反対票を投じたということです。
承認を受け、24時間以内に合意された境界線までイスラエル軍が撤退し、その後、停戦が発効する見通しです。
人質の解放は72時間以内に始まるとしています。
トランプ大統領
「残されたすべての人質の解放を確実にした。月曜か火曜には解放されるだろう」
アメリカのトランプ大統領は人質が13日か14日に解放されるとの見通しを示したうえで、和平合意の調印式典に参加するためエジプトを訪問すると述べました。
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