天皇陛下はハイチの暫定大統領評議会議長と皇居で面会し、ハイチで起きた地震などについて会話を交わされました。
天皇陛下は9日、来日中のハイチのサン=シル暫定大統領評議会議長を皇居の御所で出迎え、英語であいさつを交わされました。
その後、小広間でおよそ20分間にわたって懇談されました。
陛下は、ハイチで度々ハリケーンや地震が起きていることに触れ、住民の様子や復興の状況などを気に掛けられたということです。
また、日本食のおいしさに感激したという議長に対し、陛下は日本食が無形文化遺産に登録されていることを説明したうえで、「ハイチではどういう料理が有名なんですか」などと尋ねられたということです。