東急田園都市線で列車同士が衝突し脱線した事故で、国の運輸安全委員会が事故調査官を派遣し、現地で原因などを調べます。
(社会部・淺田和香記者報告)
衝突事故からまもなく12時間が経とうとしていますが、衝突した列車は残されたままです。
車体の下の部品はめくれて浮き上がり、衝突した列車の側面には一直線に傷の跡が見えます。
5日午後11時すぎ、田園都市線の梶が谷駅に向かう上りの普通列車が停車していた回送列車に衝突しました。
運輸安全委員会によりますと、回送列車の運転士は見習い期間中だったということです。
田園都市線は現在も上下線ともに渋谷駅から鷺沼駅の間で運転を見合わせていて、今後、運輸安全委員会の調査が終われば、再開に向けて列車が移動できるようになります。