東急電鉄の田園都市線で走行中の列車が停車していた別の車両にぶつかり、脱線する事故がありました。
警察によりますと、6日午前0時ごろ、東急電鉄から「電車同士の接触」と110番通報がありました。
東急電鉄によりますと、5日午後11時すぎ、田園都市線の梶が谷駅に向かう上りの普通列車が停車していた回送列車に衝突したということです。
乗客
「（事故の音は）ドーンみたいな。車内で待っていたら、もうきょうは動かないので降りてきて、外で待つしかない」
「すぐ動くだろうと思ってたら動かないで、『タクシーに乗って帰って下さい』ということで。（タクシーが）見つからないというか、電話しても会社は皆、出払っているって言っている」
この事故で回送列車の1号車が脱線しましたが、衝突した列車の乗客149人にけがはありませんでした。
東急電鉄は田園都市線が始発から上下線ともに渋谷駅から鷺沼駅の間で運転を見合わせるほか、鷺沼駅から中央林間駅の区間では通常よりも本数を減らして運転します。
また、大井町線でも二子玉川駅から溝の口駅の間で運転を見合わせていて、大井町駅から二子玉川駅の間では通常よりも本数を減らして運転するということです。
