自民党総裁選挙は高市前経済安保担当大臣が決選投票を制し、新たな総裁に選出されました。
高市氏は1回目の投票で国会議員票64票、党員票119票の合わせて183票を獲得しトップでした。
決選投票では国会議員票149票、都道府県連票36票の合わせて185票を得て、小泉氏を破り新たな総裁に決まりました。
高市氏は奈良2区選出の衆議院議員当選10回で、これまでに総務大臣や経済安保担当大臣のほか、党の政調会長を歴任しました。
15日にも行われる総理大臣指名選挙で選ばれれば女性初の総理大臣となります。
総裁選の演説会では和歌を歌いあげ、「奈良のシカを蹴るとんでもない人がいる」などとして外国人政策の厳格化など訴えました。
また、連立の拡大に意欲を示していて「総理大臣指名選挙までにできるよう努力したい」と明言しています。
この後は4日午後6時から新総裁としての記者会見に臨み、その後、幹事長などの党役員人事に着手します。