ロシアのプーチン大統領はNATO(北大西洋条約機構)との緊張が高まるなか、対抗措置を取る可能性を示唆し、対立姿勢を強調しました。
プーチン大統領は2日、ソチで開かれた国際フォーラムで演説し、ウクライナでの戦闘をエスカレートさせている責任はヨーロッパ側にあると主張しました。
ヨーロッパの指導者たちはロシアがNATO加盟国を攻撃する可能性があると国民に信じさせようとしているが「ナンセンス」だと批判しています。
一方で「脅威があれば報復措置を講じる。非常に説得力のあるものになるだろう」と述べ、対立姿勢を強調しました。
9月以降、ロシアの無人機や戦闘機がNATO加盟国への領空侵犯を繰り返しています。
また、デンマークやドイツ、バルト諸国では正体不明の無人機が確認されています。
NATOは領空侵犯を続けるロシア機を迎撃する構えを見せていて、ロシアとの緊張が一気に高まっています。
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