イギリスがパレスチナを国家として承認すると発表したことを受け、ロンドンのパレスチナ代表部で祝賀式典が行われました。
22日、ロンドンにある駐英パレスチナ代表部では前日にスターマー首相が国家承認を発表したことを受けて巨大な旗が掲げられ、大使が「パレスチナ国大使館」の看板を掲げると歓声が上がりました。
フサム・ゾムロット大使
「パレスチナは存在します。常に存在し、これからも永遠に存在し続けます」
ゾムロット大使は、国家承認は「パレスチナ人が自由と自己決定権を否定され続けてきたことに終止符を打ち、歴史的不正を認めるものだ」と述べました。
また、「大量虐殺が行われている想像を絶する苦難の時に承認が行われたことを忘れてはならない」と強調し、「この瞬間を民族浄化や占領を終わらせる行動を呼び掛けるきっかけとしよう」と述べました。
パレスチナの国家承認については21日にイギリスのほか、カナダ、オーストラリア、ポルトガルが発表しました。
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