自分を支持しなかった地元自治体の道路予算をカットしたと、発言したとされる問題で揺れる簗和生農林水産大臣。3日も記者から発言に対する見解を問われましたが、説明を避けました。
■“予算カット発言” 説明避ける
3日、簗和生農林水産大臣は熊本地震の復旧・復興状況を調査するため熊本県を訪れました。
簗農水大臣
「より具体的にこういったところで、もっとこういう支援が必要だということがあれば、どうぞ忌憚(きたん)なくおっしゃっていただければ」
視察後、“予算カット発言”の問題に質問が及ぶと…。
「(Q.きょう被災者の方々から『予算をつけてくれ』という声が結構あったと思うが、予算の発言で問題になっているがどうとらえている?)きょうは熊本の被災された皆様方からお話を聞くということで、伺ってまいりました。そういった心情面に配慮をして、私の個人としての政治活動については、きょうは発言を控えさせていただきたい」
「個人としての政治活動については控える」と述べ、音声データを確認したかという記者からの質問には回答しませんでした。
■地元住民「資質に欠ける」
簗氏の発言とみられる音声
「那須烏山市と那珂川町の令和8年度の道路予算については大幅にカットしました。これくらいのことはやらないとですね、真面目にやっている人たちが浮かばれないんですよ。党の組織の統制が取れなくなるんですよ」
選挙で自分を支持しなかった自治体に対し道路予算をカットした、という言い方ですが、2日の会見では次のように釈明しています。
「私が行政に働きかけをして予算が減ったと。それが事実ではないのにもかかわらず、そのような趣旨に伝わってしまった部分が誤解を招いたということ」
すでに決まっていた予算を国土交通省に問い合わせ、そこで聞いた数字を懇親会で報告したのだ、と説明しました。
簗氏の発言とみられる音声
「那須烏山市については前年度の64%減、3分の1にしました」
いずれにしても、簗大臣の言葉通り、実際に道路整備のための交付金が今年度は2427万円と昨年度から64%減少した那須烏山市の人々は、この問題をどのように受け止めているのでしょうか?
40代男性
「自分本位のことしかやってないのかなというのが第一印象。やっぱり国民の代表なので、自分本位じゃなくて、みんなのことを考えた行動をしてもらいたいと思っています」
70代男性
「那須烏山市については、過疎法による過疎地域に指定されている。だからそういう地域において、予算が大幅にカットされるのは、本当に死活問題なんでね。非常に不適切というか、はっきり言って、政治家としての資質に欠けるんじゃないかと感じる」
那須烏山市の川俣純子市長は次のように話しました。
「今の大臣の力でやったとは全然思っていなかったので、そんなことができることはないと思っているから、どういう発言をしているのかな、根拠が何なのかなと不思議な発言だなと思っていた。ただ皆さん信じて国会議員を選んでいますから、国会議員にやっぱり品位は必要なのかなと思っている」
(2026年10月4日放送分より)







































