ネパールと中国の国境地帯で発生した土石流の死者は900人を超え、行方不明者も4000人以上に上っています。現場からはるか200キロ離れたインドでも遺体が発見されていることが分かりました。
洪水と土石流の発生から4日が経っても川の流れはまだ激しく、そして水は濁ったままです。
その川に発生の日まで架かっていた橋は今や跡形もなくなってしまっています。
地元住民
「橋は洪水によって壊されました。上流から壊れた橋が2つ流れてきて、ここの橋にぶつかり、割れてしまいました」
記者が入ったのは氷河が崩壊したとみられる国境地帯から100キロほど下流にある農村地帯。それでも被害は甚大です。そして、20キロほど上流側に行くと複数の建物は流され、残った建物も多くが原型をとどめていません。
地元住民
「すべてが流され、何もありません。今は暑いけど、冬が来たらどうすればいいのでしょう。残ったのは命だけです」
がれきの下から助け出されたのは小さな女の子。
警察
「洪水から60時間後、子どもを救出しました。生きています」
土石流発生から60時間ほどが経ち、当初はほとんど反応がなかったといいます。
カトマンズの病院に搬送後、両親と再会し、回復に向かっているといいます。
ネパールでは今も4200人以上の行方が分かっていません。
確認された死者も900人を超え、南側に国境を越えたインドでも複数の遺体が見つかっているといいます。
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