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相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者ら45人が殺傷された事件から26日で10年です。事件で首などを刺され、一時、生死の境をさまよった男性を取材しました。
■「津久井やまゆり園」事件から10年
重度の知的障害と自閉症がある尾野一矢さん(53)。介護者である大坪さんらの支援を受けながら、神奈川県座間市で1人暮らしを続けています。
尾野さんは10年前、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で首や腹部を刺され、一時は命の危機に瀕(ひん)しました。
事件に関する公文書
「刃物を持った男が暴れている」
「建物内で複数名が刺されている」
元職員の植松聖死刑囚が入所者らを次々と刺し、19人が死亡、26人が重軽傷を負いました。事件から今月26日で10年です。
■被害男性の“新たな歩み”とは
尾野一矢さん
「(Q.“一矢の家”好き?)好き」
「(Q.やまゆり園に戻りたい?)戻りたくない」
事件後、障害のある人が「施設ではなく地域」で暮らすことの重要性が改めて語られるようになりましたが、その移行は十分に進んでいるとは言えない状況です。
神奈川県 黒岩祐治知事
「道半ばの半ばも行っていないのではないかと」
尾野さんは30年以上、施設で過ごしてきましたが、事件から4年後、地域で暮らすことを選び、大坪さんらの支援を受けながら座間市で新たな生活を送っています。
尾野一矢さんを介護する大坪寧樹さん
「集団処遇だと、どうしても個人の意思に寄り添うことに限界がある。マンツーマンの丁寧な関係づくりをやれるような人・場所作りを、県や国に働き掛けていくような動きをしていきたい」







































