オルバン首相が破れ、16年ぶりの政権交代となったハンガリー。選挙から一夜明け、今もオルバン政権下のプロパガンダ広告が至る所に残されています。
12日の総選挙では、汚職や経済の停滞、言論統制への反発などを背景にオルバン首相率いる与党が、新興政党「ティサ」に破れ、16年ぶりの政権交代となりました。
「ティサ」は、憲法改正に必要な3分の2以上の議席を獲得する見込みで、オルバン政権が変えた司法制度や選挙制度の見直しも可能となります。
ハンガリーでは、オルバン政権下で、街頭の広告や公共メディアなどが政権寄りの情報発信に活用され、特に野党やEU(ヨーロッパ連合)、ウクライナに対する批判が繰り返されてきました。
ハンガリー国民
「今回で政権が変わるのでプロパガンダは存在しなくなる。あのような看板が(街中で)見られることは国にとって恥ずべきことだと思っていた」
「NATO加盟国であるこの国が戦争中のウクライナに攻撃されるだとか、前線に送られるという話を本気で信じる人がいるなんて滑稽だ。この継続的な洗脳がもうなくなることをうれしく思う」
今回の総選挙で圧勝した「ティサ」の党首で、次期首相に就任予定のマジャル氏は13日の会見で、「ハンガリーはEUの建設的なパートナーであり続ける」と述べ、EUとの関係改善を約束しました。
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